教育方針と理念
当園の教育方針についてご紹介いたします。
乳幼児のための立腰教育
どんな未来が来ても力強く、自ら歩んでいく。
子どもの主体性と創造力、品格を育むために
今、もっとも必要とされる保育スタイル。
どんな未来が来ても力強く、自ら歩んでいく。 子どもの主体性と創造力、品格を育むために今、もっとも必要とされる保育スタイル。
50年以上の歴史を持つ当園は、立腰教育の祖、森信三氏から直に学び、乳幼児の為の立腰教育、「立腰と躾の三原則」を保育理念とする、世界随一のモデル園です。
「愛着形成」に最も大切な時期、同時に「しつけ」を通した「人格形成」の適齢期である乳幼児期(0~5歳)に、目から、耳から、全身から、たっぷりと愛を注ぎ込み、私たち自ら子どもと共に腰骨を立て、躾の三原則の手本となり、その形に流れる精神性を共に感じ合いながら、様々な保育や行事を展開しています。
それを通して子どもたちの自尊心を高め、主体性(意志力・集中力・持続力・実践力)や、品格、礼儀、創造力を育んでいき、心身共に健康で円満な育ちを促していきます。
教育哲学者 森信三先生
【1896年-1992年 愛知県出身】
「人生二度無し」として実践を重んじた教育哲学者。国民教育の父と呼ばれた。京都大学哲学科卒業。同大学院に籍を置きつつ、天王寺師範学校で講師を務める。その後、旧満州の建国大学、神戸大学教育学部、神戸海星女子学院大学で教授を歴任。昭和50年「実践人の家」を創設。全国各地で教育講演を行った。半田市名誉市民。半田市の新美南𠮷記念館に森信三記念室がある。
仁愛保育園初代園長 石橋富知子
【1940年生れ 福岡県出身】
昭和46年に仁愛保育園を開設。その3年後に教育哲学者・森信三氏に出会う。
森氏の教え「立腰と躾の三原則」を日本ではじめて保育現場に根付かせ、「仁愛保育園に教育的奇跡が起こった」と評価を頂く。その後50年以上に亘り現場で「乳幼児立腰教育」を実践、指導してきた。
現在、仁愛保育園園長を退任後、NPO法人「人の土台づくり」を設立し乳幼児立腰教育の普及に尽力している。
推薦の言葉
「原田メソッド」
生みの親 原田隆史先生より
原田隆史先生プロフィール
大阪市生まれ。奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。保健体育指導、生徒指導に注力、問題を抱える教育現場を次々と立て直し、「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」により、勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導く。
大阪市教職員退職後、大学講師を経て、2008年に起業。
「原田メソッド」に多くの企業経営者が注目し、武田薬品工業、三菱UFJ信託銀行、ユニクロ、カネボウ化粧品、神戸マツダ、住友生命保険、野村証券、キリンビール、損害保険ジャパン、高島屋、ジブラルタ生命、大阪ガス、パナソニックシステムデザイン、イーライリリー、横浜インターコンチネンタルホテルなどの企業研修・人材育成を歴任。
これまでに約500社、10万人のビジネスマンを指導した実績を持つ。
芸能人、プロアスリート、プロスポーツチームやオリンピック選手のコーチング・メンタルトレーニング指導もおこなう。
現在も、家庭教育・学校・企業の人材育成、講演・研修活動、テレビ出演、執筆活動など幅広い分野で活躍中。著書多数。
原田隆史先生プロフィール
大阪市生まれ。奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。保健体育指導、生徒指導に注力、問題を抱える教育現場を次々と立て直し、「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」により、勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導く。
大阪市教職員退職後、大学講師を経て、2008年に起業。
「原田メソッド」に多くの企業経営者が注目し、武田薬品工業、三菱UFJ信託銀行、ユニクロ、カネボウ化粧品、神戸マツダ、住友生命保険、野村証券、キリンビール、損害保険ジャパン、高島屋、ジブラルタ生命、大阪ガス、パナソニックシステムデザイン、イーライリリー、横浜インターコンチネンタルホテルなどの企業研修・人材育成を歴任。
これまでに約500社、10万人のビジネスマンを指導した実績を持つ。
芸能人、プロアスリート、プロスポーツチームやオリンピック選手のコーチング・メンタルトレーニング指導もおこなう。
現在も、家庭教育・学校・企業の人材育成、講演・研修活動、テレビ出演、執筆活動など幅広い分野で活躍中。著書多数。
仁愛保育園を参観したのは四十歳の時、幼い子どもたちが大人でもできないことをやっている姿(立ち振舞い)に衝撃を受け、2時間の見学予定では帰れず、各保育室を見て回り保育士の先生方と問答した。
当時中学校の生徒指導主事だったが、仁愛保育園で立腰教育を学ばせていただいて今の自分があると思っています。
大リーグに行った大谷翔平選手がベンチに入る時、グランドに落ちていたゴミをポケットにスッと入れる姿に海外マスコミがビックリしました。その振る舞いが「原田メソッド」からのものであると知ったウォールストリートジャーナル紙が取材に来たので、出身の花巻東高校での「立腰教育」がバックにあることを説明しました。
「不易流行」の「流行」を言えば2045年に AI (人工知能)が人間に並ぶと言われており、ネット教育が欠かせなくなりました。対面型教育も素晴らしいが、ネットでも大きな教育効果が得られると思います。「不易」を明確に言える方は少ないが、まさに「人の土台づくり」ですね。大谷選手が成功したのも「土台」があったからです。不易を守ることが大切です。
中学教育20年、人材教育17年の結論から言うと教育のゴールは「自立型人間の育成」。人格(人間力)という土台の上に、能力(仕事力や成果)が発揮できると確信しています。
仁愛保育園の職員さんが無償の愛情で実践されてある「立腰教育」は、思いやりの深い自立した人の土台を育むことができると信じています。
仁愛保育園と仁愛保育園を卒園されたお子様方のご活躍をますます期待しております。
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。
仁愛目指す人間像
自分らしく自立した人
1.人に迷惑をかけないひとになろう
(自分の行動に責任を持つ人に)
2・人に親切に出来る人になろう
(自分の余力を人の為に使う人に)
3.自分からする人になろう
(主体的に行動し、努力しながら自分の力を発揮する人に)
仁愛習得目標
主体性と品格、礼儀の土台
人間の基本姿勢と品格、礼儀の土台づくり
立腰 (りつよう)
腰骨こしぼねを立てる。
(自分の軸の土台をつくる)
躾(しつけ)の三原則
1.挨拶は自分から先にする。
(明るい人間関係を開く土台)
2.返事は「ハイ」とはっきりする。
(素直な心の土台)
3.はき物は揃える、イスは入れる。
(心のけじめと締まりの土台)
職員の基本姿勢
~心施(しんせ)~
心を込める・心を尽くす・心を伝える
~心施(しんせ) 心を込める、心を尽くす、心を伝える~
職場の三原則
人間社会の基本原則
- 場を清める(空間の秩序)
- 時を守る(時間の秩序)
- 礼を正す(人間関係の秩序)
仁愛保育園では、「保育士が子ども達の最大の環境」と捉えています。
子ども達を一人の人間として愛し敬い、日々成長し続ける「1人の人格者」としてありのままを認め、寄り添い、共に育ち合う心で接します。
その精神を保育現場で具現化する為に「職場の三原則」と「職員の心得10カ条」を全職員が例外なく実践し、園の秩序・空気感・調和の維持をしてます。
保育士心得10か条
命の呼応ある係わりを
- 腰骨を立てる
立腰と躾の三原則、職場の三原則を職員自らが実践し例外をつくらず手本を示しながら保育をする。
(共に実践する) - 笑顔で明るい挨拶を自分から先に。
(心の扉を開く) - 目線を合わせて話す。
(存在を認める) - 言葉づかいを丁寧にはっきりと。
(幼児語を使わない) - 園児の名前は「さん」付けで呼ぶ。
(自覚を育てる) - 常に子供達と一緒に活動し、共に学ぶ姿勢を忘れない。
(共感を導き出す) - 自分の失敗ははっきりと認める。
(けじめある態度) - 長所を強調し認め、反復指導で忍耐強く導く。
(受容と美点凝視) - 園児の問題行動の究明は、まず保育士や保護者の在り方を反省する。
(自省内観、大人が変われば子どもも変わる) - 生かし生かされに感謝の心を持ち、今に全力を出す。
(感謝、報恩の心)